長期投資の株の買い時と売り時を教えて

長期投資の株の買い時と売り時を教えて

「長期投資の株の買い時と売り時を教えて。」PER,PBRなどの数字、チャート、得意な業種、世界情勢などで見つけます。また、運輸、エネルギーなど自分が好きな業界があると、これから伸びる会社を見つけやすいです。

長期投資の株の買い時と売り時を教えて

長期投資の株の買い時と売り時

「株初心者のための勉強|長期投資、買い時、売り時、株の初め方」
株が面白い、株を始めよう!
株の買い時と売り時
このページでは、勘に頼らないで株を買う時に考えることを中心に書きます。
それは、ほぼそのまま売る時の役に立ちます。

 

株の買い時について教えて下さい。

 

安い時に買います。

財務諸表の数字によって、会社価値より株価が安い場合

長期株価チャートで、数年間かけて十分下がっている場合

などがあります。

ひごろから、安定成長している会社に興味を持っておくと良いです。

 

株の売り時を教えて下さい。

 

利益確定の時と損切の時と乗り換えの時があります。

が、いざ売るとなると難しいですね。

例えば、儲かっている時は、もっと値が上がるんじゃないかと思って売るのをためらいます。

下がっているときは、もうだめだと思ったり値を戻すんじゃないかと思ったりしてためらいます。

勘に頼らないで売るには、財務諸表や自身での調査に基づいて確信を得ることや、利益を手にする時にしまったと思わないマインドが必要です。

 

株投資になぜマインドが必要なのでしょうか?

 

マインドは、行動傾向の元になります。

これは鍛えることによって、変えることが出来ます。

例えば、感情的に熱くなって勝ってても負けててもお金をかけてしまうマインドです。

株は、「投機ではなく投資と考えないと負ける」傾向が強いですから、「投資技法と共に投資マインド」を学んで安定した心構えになると良いという意味です。

 

長期投資で株を買う時の事を教えて下さい

価値があるのに割安になっている会社を見つけて買うことは、投資で勝つための基本のひとつです。
財務諸表の数字、景気、得意な業種、世界情勢、株主優待、配当、商品力、流行、長期チャート、将来性などを手掛かりにします。
常々得意分野の会社についてそれらに注目していると、割安な時を見極めやすくなります。

 

買い時についてまとめますと、
『長期的目線』で、
「将来も安定して成長する会社かどうか」
「今、会社の価値と株価を比べて安い時かどうか」
「世の中の情勢はどうか」
「経営陣は倹約型かどうか」などを、
財務諸表の数字や世界の動きなどで確認します。

 

株を売る時の事を教えて下さい

売る時に考えたり調べたりする内容は、買う時とほぼ同じです。

 

大きな違いの一つは、利益を確定するかどうかに対する判断です。
利益は買う時の目標が基準ですが、必ずと言っていいくらいずれます。
調べるとか数字を計算して出すと言っても、普通の人には難しいです。
そういう時は、「目標利益に近ければ、『手にしてなんぼ』でよい」と思います。

 

※[長期投資と短期売買の違い]
長期投資と短期投資の売り時に対する考え方の違いは、例えば頻繁に株価チャートを見るか見ないかに表れます。
長期投資の売り時は、先ほどの「買う時の目線」から外れた時に検討します。
それに対し、短期売買(短期投資)は、世の中の短期的相場情報とチャート解析が主な判断材料です。

 

割安株を見つける方法の例

株、銘柄の見つけ方
PERやBPRや長期チャート(出来高を含む)などを使います。

 

※説明は、例です。
様々な要因で意味合いが変わったり、判断が変わったりします。

 

PERという数字で割安株を探す方法

PERとは、株価収益率。
会社の儲けに対する数字です。

 

「今の株価」と「1株当たりの純利益」を比べます。
財務諸表から、1株当たりの純利益(EPS)を計算することが出来ます。
それを使って、1株の値段が1株利益の何倍で売られているかを見ます。

 

今、1株1000円で、財務諸表から計算した1株あたりの純利益が100円なら、
1株値段÷1株純利益
1000÷100=10
PERは10です。
今の株価は、1株収益の10倍です。

 

日本では(業種によっても違いますが)12以下割安と言われます。

 

個人的な割安判断
個人的に、資料を見ていて「安い!」と感じるのは、日本株では10以下です。
15になると、今の株価は過熱気味だと思います。つまり、短期売買或いは売り時を考えているなら、売り時がかなり近いと思います。

 

※PERだけでは、割安だとは断定できません。
また、今季の決済だけということもあります。
※財務諸表で株価収益率(PER)の10年間の推移で、安定して利益青上げ続けられる会社かどうかを見ることが非常に大切です。
安定成長をしているかどうかです。
バフェット・コードという財務分析ツールがあります。お勧めです。

 

PBRとは、株価純資産倍率

こちらは、資産に関する数字です。
今の株価と、1株当たりの純資産を比べた数字です。
通常1以下を割安と見ます。

 

会社には蓄えや不動産株など純資産があります。会社が倒産した時、株主に返せるモノと考えます。財務諸表にあります。
それを、発行株数で割ると、1株当たりの純資産(BPS)が出てきます。

 

今、株価が1株1000円で、1株当たりの純資産が2000円なら、
1000÷2000=0.5
今の株価は、会社が持っている純資産の半分の値段です。
株価より純資産の方が多いので、今倒産しても、清算金が戻って来るので投資家が損をしないのがPBR1以下です。

 

※純資産とは、会社の純資産=企業の借金をすべて返して残った土地や工場、設備、有価証券などを売って現金にしたときに残る金額です。
それを総株数で割ったのが1株当たりの純資産(BPS)です。

 

※株価純資産倍率(PBR)は
時価総額(全株数×株価)÷純資産
で出すことも出来ます。

 

が、これも純資産に含まれる要素で変動しますので、株安になっている理由を調べる必要があります。

 

株価チャートで割安株を探す方法

数年間かけて、株価が低迷している会社を探します。
そして、その会社が優良なのに安値放置されている場合は大きなチャンスの可能性があります。

 

こちらも、優良会社を選びましょう。

 

[参考]
株価チャートは、Nikkei、Yahoo、かぶたん、みんかぶなどたくさんあります。
証券会社の株価チャートは、「売り気配値」や「買い気配値」、「売り待ち株数」や「買い待ち株数」
を見ることが出来ます。

 

指値注文の時に必須です。

 

どうしても今すぐ売りたい時や今すぐ買いたい時も、値動きが目に見えますので、証券会社の売買画面にある株価チャートは大変役に立ちます。

 

財務諸表で10年間の推移で見つける

財務諸表で10年間の利益や経費などの推移グラフで、安定した企業を探します。

 

そのために大変便利なサイトがあります。
財務諸表を分析して、先ほどのPERやPBRは勿論、EPS,ROA,ROE,BPSも一目でわかります。
しかも、表やグラフにしてありますので、数字の推移を考えることが出来ます。

 

バフェット・コード社提供
バフェット・コード

 

日本国内株は無料版で提供されています。素晴らしいです。
海外の株に興味がある人は、いつかは有料版にされると良いと思います。

 

バフェット・コード

長期の推移で、その会社の現在の株価が割安かどうかが分かります。
また、安定的に成長を続ける会社かどうかもある程度判断が出来ます。

 

例えば、粗利益率(粗利益÷売上高)が、40パーセント付近で安定敵に推移していて、純利益が良い形での右肩上がりなら、持続可能な優位性がある会社として目を付けます。

 

※財務諸表には、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書が代表三表として含まれています。
勘に頼らない投資のために必須です。

 

バフェット・コード

 

景気判断を株の売り買いに生かす方法

短期、中期で考える株投資、或いは、売り時を考えている場合。

 

世の中の景気が良くなる時は、たいていの株は上がります。
業種別(業界)景気判断も、株選びの参考になります。

 

世間で、「株、株」と騒がれ出すと、通常は「そろそろお終い」となります。
多くの人が知る頃「折り込み済み」「ニュースに出たらお終い」と言われるのは、みんなが知ってそれ以上買う人が居ないからです。
例えば、金融動向で金利安になると株が上がるのが一般的ですが、ニュースになった時点で織り込み済み・終了です。
ボーナスが出るから上がるなども、数か月前から折り込み済みの場合が多いです。

 

人より早く、数年先の景気に対する確信を持つ方が大切です。

 

得意な業種や業界を持つ方法

得意な業種や業界を持つと割安株を見つけやすいです。
あれこれ悩んだり目移りしたりすると、売り買いさせるためのニュースに引きずり込まれて、判断を間違います。
商社業界が好きなら、商社業界のことがよくわかるというものです。
どの商社がどうだということも頭に入っているでしょう。
買い時が来たら、「今、何でこんなに安いんだろ」と良い勘が働きます。

 

また、食品業界に詳しければ、どこの会社が優良で伸び続けるかわかるでしょう。
おしゃれやブランドに興味があれば、おしゃれやブランド株についてもわかりやすいでしょう。

 

世界情勢で買うべき株を見つける方法

ガス、石油(原油)、石炭などエネルギー、軍需、インフラなどなど注目銘柄はたくさんあります。
また、ある国の発展によって重要になる株も考えられるでしょう。

 

株主優待

永遠に続くわけではありませんが、当面の株主優待の内容によって、割安かどうかを決めることもあります。

 

小売業界の株主割引ポイントもありますので、お得を探すのも面白いです。

 

配当金で探す方法

年間配当金が、4パーセントで優良企業なら注目しても良いでしょう。
例えば、5000円の株に一年で4パーセントの配当金なら200円です。
100株なら、20,000円です。

 

※ただし、ある会社が今季4パーセントの配当金を出したからと言って、来期以降もそうとは限りません。
が、例えば「日本製鉄」や「日本たばこ産業」はその高い配当傾向があると言えるかもしれません。

 

余談
2023年㋅ 日本製鉄の株価約2900円。配当利回り140円予定。
これは、現在の株価の4.5%以上です。
もし、日本製鉄の配当性向がこれまでもこれからも4%くらいあるならば、株価が2倍の5800円になると約280円。すると、1000株あれば年28万円。(現実には、難しいですけど。)

 

株価が上がった上に配当金もアップとなれば凄いですね。
確定ではないので、注意が必要です!

 

商品力がある会社をフォローして、目をつけておく

収益力やブランド力などで、長期に売れ続ける魅力ある商品を出している会社を見つける

 

世の中を変えるほどの製品、他が真似ができない商品、収益を上げ続ける商品を持ってる、非常に強いブランド力がある、または開発している会社。

 

たくさんあります。
例えば、コカ・コーラ、Amazon、マイクロソフト、製薬会社・・・などなどです。

 

インデックスファンド 投信

例えばその国の代表企業の平均に投資するということです。

 

株とは、少し違いますが、買いと売りで利益を出すのは同じです。
証券会社のサイトに「投信コーナー」または「外国投信コーナー」がありますので、そこで売買します。

 

積み立てニーサでも使えるというので人気なのがS&P500インデックス・ファンド ( 投信=投資信託)です。
アメリカの代表企業500社の平均株価指数です。優良企業分散投資と考えて良いでしょう。
長期チャートで上昇し続けていますので人気があります。
NISA銘柄にも採用されています。

 

 

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