株の中期投資や短期投資で、利益の数字が大きくなるのを見るのは「快感~!」です。
が、もっと大きな喜びがあります。
積み立て投資で、複利で増えることです。
それで、受け取る時も「大きい!やったー!」です。
※長期投資は、リスクが少ないのも素晴らしいと思っています。
株初心者のための勉強|長期投資、買い時、売り時、株の初め方
株長期投資のメリットとリスク
例えば、三十年前の株価と今の株価を比べますと、存続してきた会社の株価は、何倍かになっています。
つまり、基本的には、市場が暴落して安い時に、将来も安定的に成長をする会社の株を買って保有していればよいのです。
※当然それに対しての備えも必要です。
例えば、倒産、長期の低迷、世界情勢、世の中の変化などです。
その時は、売って利益を確定するのが普通です。
※必ずしもそうなるわけではありません。期待確率が高いという意味です。
放っておけばいいんだと思えば、日々の株式市況に感情や時間を取られなくて済みます。
通常、保有している会社や、関連企業や世界情勢の確認をする程度です。
特に、利益再投資型投資信託です。時間が経つにつれて複利の効果が大きくなり、資産の成長が加速します。
優良株の保有で、ポートフォリオ(=金融資産の組み立て)全体のリスクを低減することができます。
申告分離課税なら、住民税を入れて20.315%です。
※ただし、所得が695万円以下なら、総合課税の方が安くなります。
※このメリットは、中短期投資にも言えます。
株長期投資の対象として、安定成長会社を選ぶのですが、それでも完全に放置して良い訳ではありません。
倒産したり、変革が出来ないまま需要がなくなったりするからです。
世界情勢や業界と自分が投資した会社には、やはりある程度は関心を注ぎましょう。
戦争もあります、ライバル社の急伸もあります。世界情勢の変化での倒産もあります。愚かな経営に陥ることもあります。
長期投資と決めたからと言って、その時期に売らなければならないこともあります。
値下がり中に、投資資金を引きあげなければならなくなる場合です。
金融資産のポートフォリオ(種類の組み立て)を考えることで予防します。
数十年という長期で、株価は上がっています。が、保証されたものではありません。
金利の上昇や社会状況による暴落が長く続くことがあります。その時に、自分用の急な資金が必要になることがあります。
インフレーションが高い場合、購買力が低下します。これが、長く続くことがあります。
これも、中期投資や短期投資にも共通します。
投資対象の国や地域における政治的な不安定さや政策変更が投資に対するリスクとなります。
会社の存続にも関わります。
外国の資産に投資する場合、為替レートの変動がリスクとなります。
株を購入した企業が、その国の企業と取引していた場合、業績にも関係があります。それと、その国の企業株を買っていた場合も、先が見通せないですし、円に戻す場合も損をする可能性が高いです。
例えば、所得が上がれば株価も上昇します。世界的に人口や購買が増えるのも上昇につながります。
数年または数十年先の目標を設定し、考えて投資を行いましょう。
損をしないで資産を増やすために、異なる資産クラス(株式、債券、不動産など)や異なる業界、地域に投資を分散させましょう。
定期的に一定の金額を投資に回す「ドルコスト平均法」を採用すると良いです。(例、積み立てニーサ)
市場の変動を気にせずに積み立て投資を行います。
感情的な判断や市場の短期的な変動に振り回されないようにしましょう。投資の決定は冷静かつ論理的に行うことが大切です。
「一番低い所で買う」、「一番高い所で売る」などと、「一番」にこだわると、感情的になって損をします。株の長期投資では、「その辺りでの売り買い」で良いのです。
過度なリスクを取らないように注意が必要です。
上がるか下がるか分からないのに、「上がる」と強く信じ込んでお金を出すのは博打です。損をしないことを原則にしましょう。
これは、「売らなければもっと上がっていたのに」という考えを、「これだけ手にしたのだからオッケー」に変えるという意味です。
長期投資は将来の財政的な目標を達成するための一部です。
退職金、教育資金、不動産の購入など、具体的な目標を設定し、投資戦略をそれに合わせて調整しましょう。
環境、社会、ガバナンス(ESG)に配慮しましょう。
持続的に投資できるかどうかの判断材料です。
長期投資にも、リスクがあります。
「損をしない」「利益を手にしたらオッケー」が良いです。
※中期、短期にも共通するリスクも書きました。
初心者さんのための「株長期投資のメリットとリスク!」
「株初心者のための勉強|長期投資、買い時、売り時、株の初め方」
株長期投資のメリットとリスクでした。
証券会社サイトへどうぞ。
[証券会社 広告]
[証券会社 広告ここまで]