このページは、Aさんの話しをもとにしました。
「株初心者のための勉強|長期投資、買い時、売り時、株の初め方」
株が面白い、株を始めよう!
2023年、ウォーレンバフェット のバークシャー・ハサウェイは、日本の商社株を買いました。
なぜ日本の商社株を買ったのでしょうか?
その時の大きな理由として、
・円安でやがて円高になった時、為替利益が見込める
・長期安定成長株であり、現在割安株なので利鞘を稼げる
・配当利回りがよい
と言いました。
勿論、財務諸表の分析による安定的成長や、世界情勢など重要な要素を十二分に調べた結果だと思います。
Aさん
会社の先輩から聞きました。
「株の事なら、何と言ってもウォーレン・バフェットだね。
そのウォーレン・バフェットが、2020年8月31日に日本の商社株三菱商事、伊藤忠商事、住友商事、三井物産、丸紅の5パーセントを買ったから、俺も買ったんだ」と。
先輩は、三菱商事と伊藤忠商事を200株と200株でした。
で、私はウォーレン・バフェットの本を7冊読見ました。
「そうだ!ウォーレン・バフェットが買った株を買えばいいんだ」と思って、証券会社で売り買いが出来るようにアカウントを整えてまだぼやぼやしてたんです。2年後の2023年になっていました。
なんと、その二年ちょっとの間に、どの株価も2020年に比べて既に2倍以上。
早く買って置けば良かったのになと思いながら、5月初めに三菱商事を200株買いました。
で、5月15日には、なんと40万円くらいの利益です。
「売りたい売りたい」
でも、先輩に長期投資がいいよと言われてましたので、我慢しました。
ところが2023年5月31日水曜日、下がる下がる。
あー、20万円失ったよー。
ですぐ、持ち直してまたまた上昇。
「やっぱり、ウォーレン・バフェットだ!思った通りじゃ。
俺、賢人の友達が出来たんじゃ。
長期じゃから、その通りにすればよいんじゃ!やっぱりなあ。」
ところが、それから約一か月後。
調整局面です。
「あーあ、高い時に売っとけばよかった。ばっと売って下がった時に買ってりゃあ30万円浮いてたのにー。」
Aさんは、私に「自分は、マインドが弱い」と言いました。
「それに、毎日株価をチェックしてたら、こうやってたら儲かってたのにと思って悔むんです。」
私は、「財務諸表の裏付けがいるんじゃない。ウォーレン・バフェットは買う時の調査が物凄いです。」と言いました。
そして、「財務諸表や日ごろの業界チェックや世界情勢に目を配っていると、株価の短期的な上下より、会社の長期的な発展に目が行くから、マインドも安定します。
勘に頼るのは、大きな上昇相場なら良いでしょうけど。」
Aさん「数字で裏付けが出来るんですか。それは凄いです。そう言えば、本に何度も財務諸表という言葉が出出てきました。」
実は、私も毎日の株価の動きをチャートでチェックしていた時期がありました。
毎日どころか、隙を見てこそこそと。そして、たくさんの株アナリスト氏のチェックです。
肝心の財務諸表ではなくて、出尽くし情報や売り逃げ氏のもっともらしい言葉でした。
だから、
下がったら売りたくなるんです。
「早く売らなきゃ」「もう売らなきゃ」「0になるんじゃないか」
で、行動が遅れるんです。
短期売買は、上昇相場がピークを越えて、行動が遅れたら、損失が取り戻せなくなります。
そして、変につぎ込んでしまうんです。
で、動きが取れなくなって、「塩漬け」。
数年放置して、まだ下がっている現実に恐怖を覚えて、いわゆる底値で売った事もあります。
で、
上がったら買いたくなるんです。
だめです!
株は、下がったら買いなんです。
株は、上がったら売りなんです。
チャートを一日に何度もチェックしてたらいけないと気が付いたんです。
安い時に買えば、後はいつ売っても良いわけです。
だから、
優良な会社に目を向けてろ!です。
わたしも、やっぱりウォーレン・バフェットの本を読んで分かったんです。
会社の長期安定的発展。
それを見つけたり、考えたりするのが面白いんです。
そして、もっと面白いと感じるのは、
その会社の株を手にするチャンスが来て、安い時に手にした時の「やったー!」です。
それから、自分のお金が増える(=増やしてもらえる)。これが嬉しい。面白い。
まだあります。
利益を確定した時のやり遂げた感じです。
勝ち戦の反省も、嬉しい楽しい面白いです。
長期安定的発展をする会社の株を買っておけば、株の値上がりや配当が期待できます。
自信をもって株を買うには、やはり会社の発展を考えます。
そのためには、財務諸表や日ごろの業界チェックや世界情勢が必要です。
Aさんの場合、ウォーレン・バフェットだったからよかったのですが、もしウォーレン・バフェットじゃなくて、株を頻繁に売り買いさせて自分の成績や儲けのためにやっている人だったら危なかったでしょう。
投資詐欺もあります。
それに、ウォーレン・バフェットさんが売った場合、すぐには分からないでしょう。
急激に下がったら、対応できないかもしれません。
それを話すと、Aさんは投資の勉強と実践に時間をかけると言いました。
実は、Aさん、
暗号資産(仮想通貨)では、短期売買で結構な利益を出しています。
税金も一度は3桁万円払っています。
偶然の物凄い上げ相場だったからです。
だから、三菱商事の株が下がって手をこまねいていた時は、
「ああ、俺は長期投資には向いとらん!」と叫びそうになったのです。
が、Aさんの結局結局暗号資産(仮想通貨)は、税金が莫大なのとその後の下落相場で短期売買を繰り返してマイナスになってしまったのでした。
そのせいもあって、売ったらまたすぐ買ってしまうだろう。前と同じになると、ぐっと感情を押さえることが出来たそうです。
「売りたい。でも、ウォーレン・バフェットは長期の投資。狂いや嘘は無い。はず・・。
俺はついてる人と一緒だからついてる。長期長期長期!」
結局、上がったり下がったりしながら、長期に上がっていくことに気が付き始めたのでした。
長期投資
日本の戦後から今日まで倒産しないで発展している会社の株は、莫大な利益を生み出している。
株価も何十倍にもなっている。
短期投資
チャートを見れば、株は必ず上下している。理屈で言えば、下値で買い上値で売れば儲かるはず。
が、実際にやってみると、余程の上昇相場でない限り負ける。
Aさんに進めた本です。
これはウォーレン・バフェットさんの本ではありません。普通のアメリカの人が億万長者になる話です。
若いころから年を取るまで、株を買い続けた話です。
となりの億万長者
コツコツ続ければ良いだけです。
「ウォーレン・バフェットといえど頼っちゃいけないんですね。
彼は勝負師だから、さっといなくなったりするかもしれないです。
私はとなりの億万長者が合ってると思います。
本当に良い本を教えていただいてありがとうございます。」
さらに後日譚
やっぱり、ウォーレン・バフェットは「すごい!面白い!」です。
長期投資は良いですね。
先生に教えてもらった言葉です。
何も知らないまま株を買う時があります。
株価だけを気にします。
上がったら嬉しくなりもっと上がると思うんです。
そして、下がったらもうちょっと持っておこう。そして、三分の一くらいの株価になって、もうだめだと売るんです。
三分の一と言うのは、通常底値です。
本来なら買う時に売って、お金を失ってしまうんです。
ウォーレン・バフェットは、そういう株価の気にし方はしません。
例えばPER,PBR,EPS,ROEで、会社の値段を計算します。
そしてブランド力や社長や成長性や商品で良い会社かどうかを確実に調べます。
こうなると、株が底値である必要はありません。
良い会社で、今は株価として、会社の値段が低く評価されているならお買い得と考えて投資・買収します。
そして、5年、10年、20年と付き合い続けることを目標にします。
良い会社だからです。
決して忘れません。
教えていただきまして本当にありがとうございました。
==参考==
ウォーレン・バフェットの投資の面白さは、お金になる事と共に人間修行にあります。
「その道で自分よりすぐれた人を見つけなさい」
「成功したいなら自分より優れた人と付き合いなさい」
「人は、付き合う人物と同じ考えを持つものだ」
彼は、本を通じてですが、ウォーレン・バフェットという人物を見つけたのでした。
バークシャー・ハサウェイは、ウォーレン・バフェットが会長をしている全米トップテンの会社です。
日本の商社株を買った時のウォーレン・バフェットの言葉を少し書き直して記載します。
2023/05/11
今回日本の商社株を買った大きな理由のひとつです。
日本円でかなり低コストの資金を調達出来ます。(1ドル約140円)
その資金で購入した商社株のバリュエーションは低いです。
配当利回りも良いです。
鞘を稼げます。
バークシャー・ハサウェイ(ウォーレン・バフェット会長とチャーリー・マンガー副会長の会社)の最新ポートフォリオ
上位10社[2023年第1四半期](海外)
1位 アップルAAPL
2位 バンクオブアメリカBAC
3位 アメリカン・エキスプレスAXP
4位 コカ・コーラ KO
5位 シェブロン CVX
6位 オクシデンタル・ペトロリウムOXY
7位 クラフト・ハインツ・カンパニーKHC
8位 ムーディーズMCO
9位 アクティビジョン・ブリザードATVI
10位 エッチ・ピー HPQ
「ウォーレン・バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」 資産10兆円の投資家は世界をどう見ているのか」
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ウォーレン・バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」 資産10兆円の投資家は世界をどう見ているのか
=ウォーレン・バフェット投資の言葉=
「株はみんなが悲観的になっている時に買う」
安く買える時に、将来がある良い会社の株を買い、後は、保持していれば良いという意味です。
「株初心者のための勉強|長期投資、買い時、売り時、株の初め方」
株が面白い、株を始めよう!
Aさんと株 長期投資に気がついていくでした。
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